白峰宮と天皇寺高照院

崇徳上皇を祀る天皇社(「明の宮」)は、神仏分離令により明治初年に別当寺であった摩尼珠院が廃寺になり白峰宮となりました。明治20年に摩尼珠院の筆頭末寺であった高照院が摩尼珠院跡に移転して四国八十八ヶ所遍路寺となり、白峰宮と天皇寺高照院に分かれた形になりました。崇徳上皇ゆかりの場所であることから今も白峰宮は「天皇さん」と呼ばれています。
白峰宮と天皇寺高照院に現在残っている江戸時代の常夜燈・灯篭、手水石、狛犬、玉垣、検地(検知)所跡の石碑などを映像(下)で紹介します。八十八ヶ所遍路が盛んになった江戸中期以降のものが現存しています。
境内は、今も神仏習合の歴史を感じさせる佇まいを見せています。

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2020年11月23日