西行法師の道から白峯御陵へ

崇徳上皇崩御3年後に墓所を訪れた西行法師は、白峰稚児ヶ岳の向こう側と知らされた上皇墓所を目指して、白峰山の道なき道を登った。
西行の道、出発直後は近代的に整備された九折の階段を進みますが、御陵参道に至る前には明治時代に整備された登り斜度30度・直線280mほどの石段が待ち構え、もうすぐ参道という所ですが息が上がり足を持ち上げるのに時間がかかる難所になっています。全長1.34km、高低差230m、石段数830段、沿道には歌碑と灯篭が整備されています。

 動画(下)補足:藩政時代には「稚児ヶ滝」や修行場へ向かう橋が架かっていたという場所を紹介しています(5:45頃説明)が、今は柵があるので、この滝は遠望の美しさを楽しむということになります。また、道の後半(白峯古道)途中(9:28頃)には撮影中の転倒場面がありますがご容赦願います。
 映像(You Tube)は、実行程の時間を短縮して紹介しています。

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2020年08月11日